〜「一生何かしらに使える家具」無印良品のユニットシェルフ〜

無印良品の家具の中で、結局いちばん長く使っているのは何か。

自分の場合、間違いなく「ステンレスユニットシェルフ」です。

気づけば、高卒で無印に入社した頃から、今までずっと生活のどこかにいる家具になっていました。

最初の出会いは、当時、自室用のデスクを探していたものの、家具を一式そろえる余裕なんてほとんどなかった。
無印の無垢材デスクに憧れはあったけど、正直かなり高く感じていました。

そんな時、当時の先輩スタッフに言われたのが、

「ユニットシェルフの木製棚と帆立を使えば、簡単なデスク作れるよ」

という一言。

ちょうど現品処分になっていたパーツがあり、それを購入したのが始まりでした。

最初は“とりあえずの机”くらいの感覚。

でも、使っていくうちに、この家具の本当の良さに気づきます。

普通の家具って、その用途が終わると一気に行き場を失います。

デスクとして買ったら、デスクとしてしか使えない。
食器棚として買ったら、食器棚としてしか存在できない。

しかも大型家具になると、分解も大変。
処分も面倒。
引っ越しのたびに「これどうする…」問題が発生します。

でもユニットシェルフは違いました。

ユニットシェルフって、使わなくならないんです。

一度役目が終わっても、別の形でまた復活する。

最初は簡易デスク。

その後、家庭の事情でマンションからアパートへ引っ越した時には、棚板を追加して食器棚へ。

さらに引っ越しで一度使わなくなったものの、同棲を始めたタイミングで、今度も買い増してキッチン収納として再登場。

ここまで使い回せる家具、かなり珍しいと思います。

ユニットシェルフ最大の魅力は、「拡張性」という言葉に尽きます。

棚板を増やす。
高さを変える。
収納ボックスを追加する。
ワゴンを組み合わせる。

生活が変わった時、“家具ごと買い替えなくていい”んです。

これ、実際かなり大きい。

特に20代〜30代って、暮らしが頻繁に変わります。

一人暮らし。
転職。
同棲。
引っ越し。
趣味の変化。
子どもが生まれる。

そのたびに家具を総入れ替えすると、かなりお金が飛ぶ。

でもユニットシェルフは、「今あるものを活かして変化できる」。

だから結果的に、かなりコスパがいい家具だと思っています。

個人的におすすめなのは、やはりステンレスユニットシェルフ。

スチールより価格は上がるけど、見た目の圧迫感が少なく、かなりスタイリッシュです。

無印らしい“余白感”がある。

生活感が出やすいオープン収納でも、ステンレスだと不思議と重くならないんですよね。

昔、一人暮らし時代には3段で組んで、カウンターキッチン風に使っていました。

これがまた絶妙に良かった。

既製品のキッチンカウンターほど大げさじゃないのに、ちゃんと空間が仕切れる。

しかも必要になれば、また別用途に転用できる。

現在は、カメラ機材の収納棚として使っています。

この自由さが、ユニットシェルフ最大の強みです。

もちろんデメリットもあります。

オープンラックなので、収納センスは多少出ます。

雑然と物を置くと、一気に生活感が出る。

だからこそ、無印の収納ボックスやファイルボックスとの相性がかなり重要。

逆にそこを揃えるだけで、かなり整って見えます。

あと、地味に注意したいのは「完成形を想像せずに買うと増殖しがち」という点。

便利すぎて、棚板を追加、パーツ追加…を繰り返していくと、気づけばかなり大きなシステム収納になっていたりします。

ただ、それ込みでも。

無印良品の家具の中で、
「長く使う前提で買う家具」
として、かなり完成度は高いと思っています。

“今必要だから買う家具”じゃなく、
“暮らしが変わっても残る家具”。

ユニットシェルフは、そんな存在でした。

もし使っている人がいたら、
ぜひどんな使い方をしているのか知りたいです。
本当に、人によって完成形が全然違う家具なので。


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